トレハロース

１．加齢により皮脂として分泌されるパレミトオレイン酸、9-ヘキサデセン酸などの脂肪酸が酸化分解することによりノネナールができいます。トレハロースはこれら脂肪酸の酸化を強力に防ぐ効果があり、トレハロースを高齢者の皮膚に塗布するとノネナールの発生を抑制することがボランティア試験で確かめられています。

２．汗や皮脂に含まれるアミノ酸やタンパク質が分解されるのを防ぐ効果があります。タンパク質などが分解されると変質してイヤなニオイの原因となる。タンパク質などが分解する原因は光や熱、細菌、酸化などだが、これら全ての原因からタンパク質を守る働きがあります。

３．ニオイそのものを固めて揮発しにくくする働きがあります。揮発するから臭うのであり、固まっていればニオイを拡散しないという訳です。

ライムオイル（香料）

「ノネナール」は分子構造的にレモンやライムの製油に含まれる「ノナナール」という成分と非常に似ています。この「ノナナール」はさわやかないい香りがします。感じるニオイは全く違うが、構造的に似ているということはマスキングの効果が大きく期待できるのです。この２つの成分の構造上の違いは１つの２重結合の有無だけなので、皮膚上または衣類上で２重結合が外れてノネナールがノナナールに変わることも期待できるという訳です。

ペパーミントオイル（ハッカ油）

ご存じの方も多い、強力な脱臭効果があるペパーミント。出来てしまったニオイを分解し、またそのマスキングの効果が大きく期待できます。また、ニオイの元となる皮膚上の細菌を強力に殺菌・抗菌する作用があります。

ティートリーオイル（ティートリー油）

非常に幅広い種類の微生物に対して強力な殺菌・抗菌効果を有することが各研究機関や団体で研究、発表されていおり、消臭効果についても優れています。

ビタミンC（リン酸L-アスコルビルマグネシウム）

酸化防止成分としてビタミンCを入れることにより、ノネナールの元となる脂肪酸の酸化を防ぎ、ノネナールの発生を抑えてくれます。

抗菌成分（塩化ベンザルコニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛）

 PESは、悪玉菌に対する除菌効果が高い成分である「塩化ベンザルコニウム」「パラフェノールスルホン酸亜鉛」という２種類の抗菌剤を独自の手法とバランスで配合し、またペパーミントやライムなどの精油やビタミンC、ミョウバンなどの成分と組合わせて配合したことで、悪玉菌のみを選定的に除菌することを実現しました。

ミョウバン（硫酸アルミニウムカリウム）

ご存じのミョウバン。ワキガなどの消臭成分として知られています。 強力な殺菌作用、収れん作用、消臭作用があります。